今、この記事をご覧になられているということは、少しワーホリのことについて考えているということですね?
この記事はあなたに向けて書いたものです。少しばかりお時間を頂戴いたします。
さて、本題に入るのですが、「ワーホリ」で調べると面白い検索結果が出てくるのをご存知でしょうか?
「ワーホリ 人生 終わった」
何事?!と思い、早速何を言っているのか調べてみました。
どうやら、「オーストラリア(に限らず)に海外に出稼ぎで来た人たちの職が見つからない」だとか、
「ワーホリ後の就活に影響する」だとか。
そんなところでしょうか。
今回は、そんな「ワーホリ界隈」を賑わせているこのトピックに私なりの意見と対処方法をつらつらと書いてみます。
(かなりズバッとした物言いになっておりますが、ご了承くださいませ…)
ワーホリに何を求めるのか?


ワーキングホリデー(ワーホリ)で海外に出る人は多いが、その結果は人によって大きく異なります。
ワーホリに来て、「人生が終わる人」と「始まる人」の大きな違いは一体何なのでしょうか?
結論から言うと、ワーホリに来る目的がポイントになるのです。
あなたは何しにワーホリに行きたいの?
「ワーホリは稼げる」この落とし穴


例えば、私は今オーストラリアに来ていますが、中でもよく見られるのが、


「オーストラリアの時給は高いから出稼ぎに行こう」と考える人。
確かに、オーストラリアの最低時給は(契約にもよるが、Casualだと)29.33ドル。日本の約3倍にもなるのです。
なので、夢のようなワーホリ生活を思い描く方も少なくないのはわかります。
ただこれが要注意なのです。
現実はこうです。
- 英語が話せないと仕事の選択肢が限られる
- ジャパレスに日本人が殺到し、倍率がとんでもないことになる
- 体力仕事を避けた結果、仕事が見つからない
などなど…
さらに、給料が高い分、生活費も自ずと日本よりは高くなってしまうので、仕事がないままオーストラリアで生活するのは困難でしょう。
さらに、「ワーホリは英語が話せなくても大丈夫!」「英語が話せない私のワーホリでの仕事探しの方法⚪︎選!」などという情報が出回っていますが、これを鵜呑みにしてはいけない。
この情報を気軽に発信している方はあなたの人生の責任をとってはくれません。
確かに英語ができなくても働ける場所は0ではないですが、98%は英語力を求められるでしょう。
- 上司/オーナー(ファームジョブでも)とのやりとり
- 給料や契約の説明
- お客様との注文対応
などなど…
そもそもオーストラリアに来ていて、英語力が0で良いわけがないのです。
ワーホリで「人生が終わった」と嘆く人


ワーホリが終わり、帰国後に「人生が終わった」と嘆く人がほとんどらしいですが、彼らは一体どのような状況に陥っているのでしょうか?
- 帰国後の就職活動に苦戦する
- 「ワーホリ=遊び」と見られ、企業にアピールできる経験がない
- 「1年過ごせば英語が話せる」と思っていたが、一切英語力は上がっていない
「ワーキングホリデー=遊び」と日本企業には見られるらしいですが、この辺りは正直私は実感できていないので、何とも言えません。
ただ一つ言えるのは、「海外で1年遊びながら過ごしてみたい」と思っている方にとっては実際「遊び」で1年行ってることになります。(よね?)
なので、就活の時に「「ワーホリ=遊び」って思われて最悪!」と文句は出ません。(…よね?)
また、目的があって海外に出ているのであれば、その目的を胸を張って面接で話せば良いので、問題ありません。
なので心配はいらない気もします。
それよりしんどいのは、「1年過ごせば英語が話せると思っていた」です。
一言で言います。「1年海外で過ごした程度では英語力は伸びません」。
端くれであっても英語教師が言うのだから信じてください笑。
2.貯金も経験も得られなかった
- 高い時給を期待していたが、仕事が見つからなかった
- 日本に帰ってからもスキルがないため、転職活動が厳しい
稼いで使ってしまって、お金が手元に残らなかったのは問題ありません。あなたには経験が残ります。
ただ何も考えず飛び出し、何となくで稼げるだろうで見切り発車でオーストラリア(に限らず)で就活。 仕事も見つからず、帰国するかブラックファームで働いて終わり。これが最悪なパターンです。
そうなってしまっては、日本に帰って就活をするにも「何もアピールするところがない」なんてことが起きてしまうのです。
ワーホリで「人生が始まる人」の特徴


一方で、ワーホリをきっかけに人生が好転する人もいる。その共通点はなんでしょうか?
- はっきりとした目標・目的がある
- 海外で自分のスキルを磨きたい
- 何が何でも英語環境に身を置きたい
- 英語を使って仕事がしたい
こういった目標がある方は、もし仮に失敗してしまったとしても、日本での就活や生活が終わることはないと感じます。
- 英語力がある/向上させる意欲がある
- ワーホリで何とか稼ぎたいから英語力を必死に上げようとする
- ワーホリで稼げるレベルの英語力をすでに持っている
こんな方はオーストラリアないし、他の国でワーホリをしても成功するパターンが多く存在します。
「ワーホリで人生が終わる人」の特徴でも明記しましたが、目的が明確なら迷う必要はありません。ただ、それまでにできるだけ英語力は上げておくべきだと考えます。
「それでも出稼ぎに行きたい」なら…


もし、「英語力も無いし別に目的もない。勉強もしたくない。けれどもオーストラリアでお金を稼ぎたい」というのであれば、(それが目的になるのかもしれないですが…)覚悟が必要です。
- 仕事を選ばない(肉体労働も厭わない)
仕事を選ばなければ、少なくともオーストラリアでは何かしらの仕事は見つかるかと思います。
カフェでおしゃれに働く幻想は捨てましょう。
- 車を運転できる状態にしておく
免許がある方は、オーストラリアでも運転できるように国際免許の手続きを取ってください。きっとファームジョブが基本になるかと思います。
車を持っている人はどこのファームでも重宝されます。
- いつでも急にクビになる覚悟
勝手にクビにされる方を今現在ここのファームに来て1ヶ月が経ちますが、4,5人は見ています。
クビになって→次のファーム→シーズンが終わってクビになって→次のファーム…
この繰り返しの覚悟が必要です。
以上の3つの覚悟を持ってワーホリに挑戦してください。
これで「お金稼ぎ」があなたの目的になります。
まとめ:「あなたはなぜワーホリに?」


ワーホリはあくまで”ワーキング”ホリデーの略称です。海外で”働く”権利があるビザです。
我々の”ホリデー”代を肩代わりしてくれるビザではないことを知っておいてください。
冗談のように聞こえるかもしれませんが、
「もっと楽かと思っていた…」
「オーストラリア人はテキトーに働いているのかと…」
と勘違いしている方は結構多いと感じます。
一方で、明確な目標や、英語力も磨く覚悟があるなら、ワーホリには計り知れないチャンスとなります。
永住権も狙うことができます。
さて、あなたはワーホリで「人生が終わる人」ですか?「人生が始まる人」ですか?日本での生活に疲れて”楽して”稼ごうとオーストラリアに行く前に、ぜひもう一度考えてみてはいかがでしょうか?
最後までご愛読いただきありがとうございました!
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