「何度も英語の勉強を続けようとしているけどいつも失敗する」
「瞑想や、ウォーキングetc…良習慣を見につようとしてもやっぱり続かない」
そんな経験誰しもありますよね。
ちなみに世間一般的的に習慣化に必要な日数はどのくらいと言われているか知っていますか?
時には「21日」、時には「66日」、さらに、検索すると一番上に出てくるのは「18日〜254日。行動の難易度によって日数は変わります」的なことが書かれています。
つまり、習慣化に必要な日数において、科学的な根拠なんて何一つないんです。
こう言われるようになった由来は、1960年代にいた、ある形成外科医(マクスウェル・モルツ博士(Maxwell Maltz))が
「患者が自分の新しい外見になれるまで、21日かかった。一般的な行動や思考パターンも同じくらいの時間がかかるんじゃあないかな?」
と”仮説”を立てただけなんです。しかも60年も前の話。
**フォーリーフカイロプラクティック様より**
“私達の持っているイメージが変わるまで通常、最低でも約21日かかります。 整形手術を施した後、その患者が自分の新しい顔に慣れるのに平均すると約21日かかります。腕や脚が切断された場合は、手足の幻影が21日間ほど残ります。また新居が、我が家のように思えるまでにはそこに暮らしてから約3週間かかります。 これらの例や他の場合でも、古いイメージが薄れていき新しいイメージが定着するまで短かくても約21日間必要である事が示されています。”
三日坊主の由来とは?
そもそも「三日坊主の由来」とは一体何なのでしょうか?一見なんの関係も無さそうですが、ここに重大なヒントが隠されているのです。
・・・出家後、中途半端な気持ちでは修業の厳しさを乗り越えられず、三日経ったら還俗(出家した人が再び俗人に戻ること)してしまう人がいることからできた言葉。
カゴメ様より
三日坊主の由来は、一人前の僧侶(坊主)になることを志す修行僧が、三日ほどたって脱落してしまう様子から、『三日坊主』といわれるようになったとされています。
僧侶の修業は時に過酷であり、中途半端な気持ちでは続けられません。たとえ意気込んで出家したとしても、しばらく経過したら再び俗人に戻りたいとする人も出てくることを指した言葉です。
以上の3つの記事から三日坊主とは、やはり何か初めても途中で投げ出してしまう人。というふうに紹介されていますね。
ただ一つ注目してほしいことがあります。
1つ目の記事の「中途半端な気持ちでは修業の厳しさを乗り越えられず・・」
2つ目の記事の「中途半端な気持ちでは続けられません。」
一貫して、「中途半端な気持ちでトライするから…」ということを言っていますね。
つまり、中途半端な目的ほど途中で投げやすいということです。たとえ半年続けたとしても。
逆に、途中で投げてしまう目的は、そこまであなたに大切なものではない筈なので、
「私は三日坊主でダメな人間なんだ…」
なんて自分を卑下する必要もありません。
以上のことから、「習慣化するにはこれだけの日数をこなそう!」というのはナンセンスなのでは?というのが私の意見です。
ただ、
「本気でこれをしたいのに、途中でやめてしまったり、続かないんだ…」
と、悩んでいる方もいると思います。だからこそ、インターネットで色々探してみたりしているわけですよね。
かく言う私も同じタイプの人間で、どうしても自分に負けてしまう節があるわけです。
それでもどんなことでも習慣化することができるようになれました。
なので、私の経験上2つだけ胸を張って言えることがあります。
「誰でも習慣化はできる」
「やっぱり期間は関係ない」
三日坊主の原因は”期間設定”
「○○日頑張れば習慣化されるんだ!」
と信じて続けることには、ある危険性が潜んでいます。
例えば、この人が半年で習慣化されるという情報を信じたとしましょう。きっと半年が過ぎると、やってたことはやめてしまいます。
なぜか?「半年続けることが目標になってしまっていたから」です。
一種の燃え尽き症候群のようになってしまうのです。結果、
「自分は何をやっても続かない」
と自己嫌悪に陥ってしまう。何かにチャレンジすることをやめてしまうなんてこともありえます。
そうなってしまっては元も子もありません。
以上のことから、習慣化するのに「期間の目標」を立てることは危険だと思うというわけです。
ここから具体的にどのようにして習慣化していくのか、ご説明していきますね。
三日坊主を克服する方法
この記事の冒頭で私は「三日坊主の由来」について幾つかの記事を使ってお話をしました。そこで書かれていたある共通点は「中途半端な気持ち」でしたね。
だから「習慣化しない」=「そんなにやりたくない」という可能性も出てくる。そんなお話でした。
ただどうしても、叶えたいことや夢があるのであって、それでもなかなか続けることができなくて苦しんでいる方もいると思います。
かくいう私もそうでした。それでも、習慣化することができ、夢を叶えることができた大きな要因があります。
「モチベーション」です。
ここでのメインは、「モチベーション」を保つ方法について詳しく解説していきます。
ビジュアライゼーションの効果
ビジュアライゼーション(visualization)という言葉を聞いたことはありますか?
そのほかにもアファメーションと呼ばれるものがあったりしますが、基本的には同じものです。
「理想の自分を想像すること」をこう呼びます。
具体的な事例や方法に関しては、こちらの動画の14:13~紹介しておりますので、またチェックしてみてくださいね。
https://www.youtube.com/watch?v=1wQeYrLb_KY 14:13~ 習慣化は唯一天才に勝てる方法。必要な3つのプロセス
これは、「理想の自分を想像することで、その理想の現実を引き寄せるテクニック」なのですが、何も妄想すればそれが”勝手に”現実になってくれるとかいう、カルト集団のようなテクニックではありません。簡単に言えば「モチベーションを維持するテクニック」です。
習慣化したいのなら、特に最初の方はモチベーションが頼もしい味方になってくれます。
私の経験談を話すと、
『高校時代、どうしても勉強ができなかった私は、志望校(京都産業大学)合格には程遠い学力を持っていました。模試の結果はいつでもEやらF。
お話にならないレベルです。ただ、休憩時間などリラックスタイムでは自然と大学のパンフレットを持ち出し、
「ここの食堂で昼ごはんを食べて…こんな授業を受けて…」
と想像していたものです。想像している間、私はこの上なく幸せでした。
ただ受験に失敗すると、その夢は叶わず終わりです。その絶望から逃れるために必死に勉強したのです。結果無事合格することができました。』
このように、「理想の現実を手に入れるための行動を無意識にとっていく」これがビジュアライゼーションの効果です。
理想の現実を失うかも知れない恐怖>今のしんどさ=今必死に頑張る。この方程式がビジュアライゼーションと思ってください。
習慣化を簡単にする
習慣づけたいものがあまりにも自分にとってハードルが高いもの/工程がややこしいものに関しては、挫折する可能性が高いです。
習慣化というのは、筋トレと同じようなもので、いきなり100kgをベンチプレスであげようなんてことはしないですよね。それと同じです。
いきなり負荷の大きいことを習慣化しようとすると、途中で嫌になるのです。
それではせっかくビジュアライゼーションで上げたモチベーションがもったいない。
「習慣化はもどかしいレベルがちょうどいい」
例えば、「毎朝英単語50個に触れる」というのを習慣化したいと思うとしましょう。最初のうちは毎朝30個見るようにしてみてください。
「物足りないなぁ」と感じれば丁度いいです。「しんどいなぁ」と感じるなら何がしんどいのかを探ってみましょう。
ex,数が多い→20にしてみる。朝がしんどい→昼ごはんの後にしてみる。
こうして最終的に「物足りないなぁ」のところまで探ってみてください。
そこから少しずつ負荷をかけていくのがポイントです。
実際、ビジュアライゼーションでモチベーションを上げた状態だと、少々負荷があっても頑張れる自分がいるのに驚くと思います。問題は次項で話す、「しんどい時/日」ですね。
習慣化の目標設定
習慣化するのに必要な目標は、何度も言うように「期間」ではありません。「その日1日」です。
「今日一日どう過ごすか」にフォーカスを置いてください。
ここで頑張ってほしいポイントは、「0にはしないこと」。
前項で話していた通り、習慣化というのは特に最初の方はいかに簡単なものにするか。が大切です。
ただ、だからと言って「今日はしんどいから完全に休み!」はやめておいた方がいいですね。
習慣化する=1日の体や脳のリズムを作る事になるので、一度無しになってしまうと以前の習慣に戻ってしまう可能性があります。
どうしてもやる気が出なかったり、めんどくさくなったらビジュアライゼーションをしてみてください。
今日休んで、理想の自分を手放しますか?それか今日少しでも踏ん張って理想の自分を手に入れますか?
「サボっちゃった!」の時
0にしてはいけないことがわかっていても、どんなにビジュアライゼーションをしても、どうしてもできない時はあります。それは体調面かも知れませんし、精神面かも知れません。
ただ、ここで一番やってはいけないことは自分を卑下することです。
「やっぱりダメなのか」
的なことを自分に言ってしまうと、それが逆に現実になってしまします。
あなたは普段頑張っているのです。新しい習慣をつけるということは、尋常じゃないエネルギーを使います。
今日くらいは自分にご褒美をあげてもいいのではないでしょうか?
そしてまた明日から始めればOKです。
まとめ
大前提習慣化しないのは、「そこまで本人が本気じゃない」という可能性があります。
ただ、本気なのに続かない。という方は「期間を目標」にしている可能性が高いです。
ではどうするか?
「期間を目標にするのではなく、その日1日をどう過ごすかに集中する」
モチベーション/やる気が出ないなら、ビジュアライゼーションをお勧めします。
習慣化している自分や目標達成している自分を想像して、モチベーションをあげます。
最初のうちは。「簡単なもの」を「物足りないな」と感じるレベルで続けることがおすすめです。
誰もキツすぎることはやりたくありません。しかし、最低限のものは続けるようにしましょう。
それでもできなかった日があったとしても、「自分を卑下することだけはしてはなりません」。https://clumsylingo.com/blog-page/
明日からまたがんばりましょう。
最後までご愛読いただきありがとうございました。
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