コンフォートゾーンから抜け出せない理由。
「仕事辞めたいなぁ」
理由は何であれ、この言葉を心の中で繰り返しながら、今日も出社していませんか?
今自分がいる場所に納得していない。その場所は「コンフォートゾーン」かもしれません。
コンフォートゾーンとは何か?
習慣化の最初のステップは「コンフォートゾーンから抜け出すことだ」なんて言われますが、
コンフォートゾーンとは一体何なのでしょうか?
「コンフォートゾーン」とは、直訳すれば「心地いい場所」。でもそれは、今あなたが心から居心地が良いと感じている場所…とは限りません。
【コンフォートゾーンとは「脳にとって心地いい場所」】
なのです。
たとえ今の職場がブラック企業でも、
毎日がしんどくて、体調を崩していても、どうしてもやりたいことがあったとしても、
「ここにいれば食べていける」
「この環境に慣れている」
と脳が判断している限り、それはあなたにとって「安全圏」なのです。
なぜ辞めたいのに辞められないのか?


よく「自分には意志が弱いから」ということを聞きますが、決してそうではありません。
脳の本能に引っ張られているからです。
脳にとって「変化=リスク」なので、変化を嫌います。
「変わりたい」のに「変われない」のは、あなたのせいではなく、本能が危険を感じているからなのです。
脳にとって最終目標は「生き残ること」。
あなたが変わることではないのです。
これは地球に生物が誕生してから刷り込まれたものなので、そう変えることはできません。
そんな我々の脳は
「今まで生きてこれたんだ。変化する必要なんてないだろう」
「新しい職場が本当に安全だという保証はあるのか?」
「今辞めたら生活はどうなる?」
その結果、あなたの頭には「めんどくさい」という感情が出てくるのです。つまり行動/変化を止めようとします。
人間だけが持つ
”進化した脳”


ここで大事なことを一つ。
人間には「想い」があります。
これは他の生き物にはない力です。
「空を飛びたい」
「どんな動物よりも早く走りたい」
「宇宙に行ってみたい」
いつでも「想い」は不可能を可能にしてきたのです。
人間の先祖は猿だそうですが、今も猿はいます。猿と人間の違いを考えたことはありますか?
この「想い」を搭載した新しい脳を持っているかどうかです。
「もっと成長したい」
「自分らしい生き方がしたい」
そう思う”新しい脳”。
一方でコンフォートゾーンにとどまろうとする”古い脳(本能の脳)”
つまり、今あなたが決断できずにもがいているのは、
「変わった方がいい」
と判断した”新しい脳”
VS
「今まで通り生活した方がいい」
と判断した”古い脳”
の戦いだと思ってください。 (保守派と革新派みたいなもの)
変化の先にあるもの


冷静に考えてみてください。
今の時代、我々人間の「想い」のほとんどは、
少しくらいコンフォートゾーンを出たくらいでは死にはしません。
今の仕事を辞めたところで、職場を変えたところで、命を落とすことはないのです。
もしあなたがブラック企業勤めで苦しんでいるなら、とっとと転職してしまいなさい。
あなたの代わりはいくらでもいるけれど、
あなたの代わりはいない。
「辞めたいけど辞められないよ」
「手続きとかめんどくさいよな」
そう考えることが出来たのなら、大きなステップです。
あとは勇気だけ。
最後に
「コンフォートゾーンから抜けるのが怖い」
当たり前です。あなたの中に「生き延びようとする本能」があるからです。
むしろほっとしてください。
でもその恐怖を乗り越え、「想い」のままに進んだその先には、今では想像できない景色が待っているのは間違いないです。
私も”当たり前がないのが当たり前”の生活を始めて2年,3年になりますが、今も苦しんでいます。
いつも脳が囁いています。
「今からでも遅くない。」
「戻れ」
「このままではダメだ」と啖呵切って出ていったものだから、相談できる人も弱さを見せる人もいない、まさしく孤独の戦いです。
何もできない自分に憤りを感じながら、情けなさを感じながら、日々もがいています。
恐れながらも前へ。
弱いまま強く。
「本能」に支配されるな。
「本能」を支配して「想い」を生きろ。
最後までご愛読いただきありがとうございました!
こちらのブログのコンセプトは
「習慣化さえできれば、何でもできる」
です。
よって、「習慣化」をベースに記事を書いておりますので、気になる方はぜひ、他の記事もチェックしてみてください!
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今後とも、Clumsy Lingoをよろしくお願いいたします。