前回、「目的もなくワーホリに来るな」という記事を書きましたが、今回はその続編として、オーストラリアのワーキングホリデーでの仕事探しの方法について詳しく解説します。
最近、オーストラリアワーホリが有名になってきて、ワーホリ勢も増え、「職業難民」が話題になっています。
つまり海外で働く夢を叶えにオーストラリアに来たのに仕事が見つからず、貯金を切り崩して困窮するワーホリ勢が増えいているのが現状です。
「前回のブログを見てもワーホリにくることを決めたのに、本当に仕事が見つかるのか心配…」
「仕事が見つからなかったらどうすれば良いのか?」
そんな不安を抱えている人に向けて、「やめておけ」以外のアドバイスができればと思いこの記事を書いています。
仕事を見つけるために必要な心構え


大前提として「レジュメ配りは根気勝負」です。
「10枚〜20枚配ったけど、全然返信がない…」
そんなの当たり前です。落ち込む前に100枚場合によっては1000枚でも配る覚悟が必要なのです。
「そんなに配らないとダメなの?」
と思うかもしれませんが、そもそもワーホリビザでオーストラリアに来るのは何も日本人だけではありません。
英語バリバリのアジア人、ヨーロッパ人もごまんと居るわけで、その中から自分を選んでもらうのは至難の業なのです。
「仕事がない…」
と嘆く前に、自分の行動を振り返ることが大切です。
まだ終わりじゃない。
応募方法は2種類


ワーホリで仕事を探す方法は、大きく分けて 「レジュメ配り」 と 「ネット応募」 の2つです。
1. レジュメ配り(飛び込み応募)
カフェ・レストラン・ショップの仕事を狙うなら必須!
- 直接お店に行って、店長やマネージャーにレジュメを渡す方法。
- 店が忙しい時間帯(ランチやディナーの時間)は避ける。
- 応募した後に、電話でフォローアップ すると効果的。
2. ネット応募
職種によっては、ネット応募の方が効率的。
- Seek、Gumtree、Facebookの求人グループ などで探せる。
- オフィスワークや工場、ファームジョブはネット応募が一般的。
どちらの方法も並行して行うのがベスト。
「レジュメ配りとネット応募、どっちがいい?」ではなく、「どっちもやる!」 という気持ちで挑もう。
やれることは全てやるのです。
仕事が見つかるまでの生活費は?


オーストラリアに来たタイミングですぐに仕事があるわけではないです。
最初の数ヶ月は無収入の可能性があるので、オーストラリアに行く前にしっかりと日本で資金を準備しておくべきです。
これからは私ドミーの生活費をご紹介いたします。
- 家賃(地方のルームシェア):約82,000円/月(水道光熱費・WiFi込み)
- 食費(自炊中心):約60,000円/月
- 合計:約14万円/月
あくまで地方の情報なので、家賃も水道光熱費も安くで済んでいますが、シドニーやメルボルンだと家賃はさらに高くなるので、余裕をしっかりと持った資金計画は立てておきましょう。
ちなみに、最初の1ヶ月間のブリスベンでの家賃は約15万でした。(しかもボロボロ…)
仮に仕事が決まるまで2ヶ月と考えると、最低40から50万円は用意しておいた方が安心ですね。
「仕事が見つかれば安心」なのか?


ワーホリの仕事は不安定というのを理解しておいてください。
オーストラリアの雇用形態には大きく分けて”Casual”と”Part-time”の2つがあります。
雇用形態 | 最低時給 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
Casual | 約$29.99(約3,000円) | 時給が高い・シフトの自由度が高い | 有給なし・いつでもクビになる可能性 |
Part-time | 約$23(約2,300円) | 安定した収入・有給あり | 時給が低い・シフトが固定されがち |
現在、私はCasualの契約でファームジョブをしていますが(2025年3月現在)、簡単に仕事は減らされるしクビにもなります。
私はたまたま特別なポジションにつくことができたので、シフトを減らされる経験はありませんが…。
実際、「昨日まで働いていたのに、急にシフトを減らされて仕事が無くなった」なんていうことはザラにあります。
夢のオーストラリア生活!でも節約は大切


オーストラリアでの仕事は気楽に続けられて、収入も悪くないです。
例えば、ファームジョブで働いている私は月40万程度の収入を得ています。
家賃や食費を引いても、月25万円程度は貯金に回せる計算になります。
かといって、生活水準を上げられるか?と聞かれるとNOを突き出します。
私はファームジョブをずっと続けるつもりはなく、こちらで英語教師を目指しています。
次の仕事がPart-Timeで見つけることができれば、もしかしたら生活水準を上げるかもしれませんが、それまでは日本での生活から変えるつもりはありません。
もちろんすぐにクビになる可能性があるからというのも理由ですが、問題は日本に帰ってからだと考えています。
ファームジョブで難しくない仕事を6時間するだけで40万円近くもらえるオーストラリアに比べると、
まだまだ日本でのお給料ははるかに低いです。
日本に帰って仕事をする予定があるのであれば、生活水準はそのままの方がいいかと思います。
オーストラリアの治安は?


ワーホリを考えている人には「オーストラリアの治安」について気になる人もいるでしょう。
結論から言うと、「日本と変わらない」です。
確かに日本のように夜でも安心して1人で歩ける国はそこまで多くはありませんが、常識的な危機管理能力を持ってさえいれば、日本と同じくらい安全でしょう。
注意すべきはスリや詐欺。
海外に来ることで全てが楽しく感じる「ハネムーンフェーズ」に入っていると、どうしても大切なところに意識が向かないことがあります。
そういった旅行客を狙ったスリ師もいるので、細心の注意は必要です。
まとめ


オーストラリアワーホリで仕事を見つけるためのポイント
✔ レジュメ配りは根気!100枚でも1000枚でも配る気持ちで挑む
✔ ネット応募も活用する(Seek・Gumtree・Facebookなど)
✔ 仕事が見つかるまでの生活費(最低50万円)は確保しておく
✔ Casualは時給が高いが、クビになるリスクがある
✔ 節約を心がけ、何が起こっても対応できる準備を
✔ オーストラリアの治安は悪くないが、油断は禁物
ワーホリは「なんとかなる精神」で行くと痛い目を見ることもあります。
でも、しっかり準備をすれば、夢のある経験ができるのも事実。
正しい知識を持って、オーストラリアワーホリを楽しんでください!
最後までご愛読いただきありがとうございました!
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